2013年7月25日木曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(9)

ニードルペインティング needle-painting

カワセミのくちばしと目を、刺繍した後は、羽毛の流れを考えて、
後頭部からくちばしに向かって、
刺し進めてくればよかったのに、

頬を先に刺してしまった。

まだこの段階では、羽毛の流れは、下向き加減なので良かったが、

目の位置から後ろになると、
羽毛の流れは、水平に変わり、

目から上では、右斜め上から、
くちばしに向けて、羽毛が流れている。

でも、このまま進めてしまおう。


青緑色の羽の先には、鮮やかなコバルトブルーの小さなポイントが、見えている。

頭部は、long and short stitch で
全体を埋めていく。

青緑色の頭部と、頬には、ところどころ、コバルトブルーの色を、差し込んで、細かい糸運びをする。

くちばしの上の部分が
グレーで輪郭がハッキリしないところがあるので、黒のミシン糸で、
輪郭をback stitch

青の絹糸で、背中の羽毛に少し動きを足そうと、差し加えてみたが、あまりわからないかも

やっと、完成!!

Needle-painting by Okyo

2013年7月24日水曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(8)

ニードルペインティングneedle-painting

前回までに、カワセミくんの、体の部分は刺繍し終えた。

頭部を刺繍したら、完成です。

のどもとの、白い羽毛に、グレーで、かげをいれるところまで済んでいた。

羽毛の重なり具合を、考えると、

後頭部や、頬よりも、

くちばしを先に仕上げたほうが

いいと思う。

カワセミの特徴でもある、
大きなくちばし

下部くちばしの、先端と、顔の近くに、赤茶色の部分があったので、
胸の茶色に近い色で、一部くちばしに色を入れたが、写真には,うまく捉えられていません。





左の写真のほうが、わかりやすいかしら?

それにしても、
頭がなくて、くちばしと、目だけって、奇妙な絵ですね。

カワセミも、笑っているように、見えます。

やさしそうなまなざしに出来上がったので、一安心です。

2013年7月23日火曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(7)

ニードルペインティング needleーpainting

カワセミの、翼、風切羽の部分を、刺していきましょう。

1枚1枚の羽の輪郭がハッキリしていて、幅は、細いので、

ひとつずつ、区切りを付けて、
satin stitch で刺しました















翼の、胸側寄り半分は、
小さな羽根が重なっているので、

紺色で、あらかじめ小さく区分けしておいて、その中を、2,3色の刺繍糸で、ランダムに埋めていきました。

そして、この小さな羽根1枚ごとの先端に、鮮やかな水色で、小さな小さな、straight stitch を2本

翼の後ろ寄りの部分は、
long and short stitch で、埋めました。

左の写真では、カワセミの、
白いのど下までししゅうしています。


次は、カワセミの特徴のひとつでもある、大きなくちばしに取り掛かります。

2013年7月21日日曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(6)


蓮の実の刺繍が終わったので、後回しにしていた蓮の花のおしべめしべに、

取り掛かったのですが、

つい夢中になりすぎて、おしべめしべの終わった時点での、写真を撮るのを、

すっかり忘れてしまいました。

いつの間にか、カワセミの刺繍に、移っていました。


カワセミは、憧れの鳥ですが、まだ、出会えていません。

このカワセミは、図鑑や、ネットの写真からの、色、姿を参考に、絵を描きました。

刺繍は、まず、カワセミの足から始めました。 bullion knot stitch です。

そして、体の前側を、下から上に,刺していきました。long and short stitchです。

渓流の宝石とも呼ばれる、その美しい羽の色

特に、背中の水色が、鮮やかです。光の当たり方によって、みどり色にも見えるとか

実際に、この目で見てみたいです。

おなかと背中が、終わったので、次は、たたまれている羽の部分です。



2013年7月19日金曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(5)

ニードルペインティング

新しく買い足した刺繍糸を使って、中側の蓮の花びらが、少しだけ白くなりました。


写真だと、あまり違いがわかりませんねぇ

はなびらが刺し終わったので、中心のおしべ、めしべに取り掛かろうかと思ったのですが、

少し、花びらから遠ざかりたい気分になってしまいまして、

おしべ、めしべは、後回しにして、蓮の実に手を出しました。

蓮の実の下側を終えて、カワセミがとまっている場所を除いた輪郭線を、split stitch



蓮の実の上部表面に、穴が開いて、蓮の種がのぞいています。

カワセミが止まっている下の、蓮の実の表面には、カワセミの影を、暗めのみどり色で、

蓮の実の上表面が放射状に見えますが、実際の蓮の実は、滑らかな表面をしています。

しかし、滑らかさの中に、色の濃淡があるので、どういう向きにステッチを刺して行ったら

それが表現できるかと試行錯誤しましたが、周囲から中心に寄っていく刺し方にしました。

色も、均一ではないので、滑らかさは、表現できませんでした。

少し、気分が変わったので、おしべめしべにかかりましょう。

2013年7月18日木曜日

漂白剤を、こぼしちゃったTシャツに、

ふきんを、漂白しようとした際に、なんだか訳がわからず、

漂白剤の飛沫が、お気に入りのTシャツに飛んでしまって、

あら~、どうしましょ、、ということに、

漂白剤により、一瞬で色が抜けてしまうので、すぐに洗い流しても、Tシャツに、ポチポチと、数個の白い模様ができてしまいました。

そこで、上から何か刺繍して、隠してしまう事にしました。


ボーダー模様の上に、2匹の猫ちゃんにリラックスしてもらって、

白い色抜け部分を隠してもらいました。

ほんとに小さな、色抜けもありますが、まぁ、そこは気にしないことに

これで、また着ることができますね。



2013年7月17日水曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(4)

蓮の葉の刺繍が終わり、
蓮の花の刺繍に、移りましょ

蓮の花にも、たくさんの種類がありますが、私が刺繍しようとしているのは、

無謀にも、ピンクと白のストライプ。

蓮の花と、実と、カワセミ(1)に、蓮の花と実の写真をのせています)

遠くから見ると、薄いピンクに見えるけど、近くで見たら、縦ストライプ模様

近くで見るまで、知らなかった。

それなら、Needle painting も、縦ストライプでしてみようと、思ったのです。

色は、濃い目ピンクと白っぽいピンクの組み合わせだけれど、
光が強く当たっている場所は、白っぽく、
少し光が斜めに当たるところは、紫がかってみえる、
影に入ると、くすんだ赤に見える。

花びらの重なりの下のほうから、刺繍を始める。
縦ストライプは、split stitch で、花びらの湾曲による曲がりを表現。


14枚ある花びらのうち、9枚が出来上がった。
だけど、外側の花びらを刺しているうちに、内側の花びらのほうが、立っている分
光を受けて、外側の花びらよりも、より白い色だと気がついた。

まったくの白ではなく、うす~いピンクと濃い目のピンクのストライプ

外側を刺していた薄いピンクが手持ちの刺繍糸の中で、一番白っぽい色だったので、
もっと白っぽいピンクを買うことにした。

手持ちの白っぽいピンク数本を、ジップロックに入れて、手芸やさんで、実際に目で見て比べてみた。中でも、これなら使えるかな?という色は、たった1色だった。

その、薄~いピンクを使って、作業再開。



2013年7月16日火曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(3)

前回、蓮の葉の表側が刺し終わり、

次は、蓮の葉の、裏側を、needle painting


光を、よく透す葉の縁部分は、かなり黄色に近い黄緑色を使って

太い葉脈は,蓮の葉の雰囲気をつかむために、暗いみどり色で、先に刺しておいた。

葉のうねりから現れる陰影を、想像しながら、

光をよく通す部分は明るく、少し陰になりそうな部分は、濃いみどり色で刺していく

縁から、茎のほうに向けて、Long and short stitch で埋めていきます。

で、

こんな感じに、葉の部分が、刺し終わりました。

蓮の葉っぱに見えるかなぁ?

次は、いよいよ、蓮の花に、挑戦です。



2013年7月10日水曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(2)

昨年見に行った蓮の花の美しさに、感激し、

刺繍糸の限られた色彩で、蓮の花の美しさを表現できるか、

自分なりに、needle painting がんばってみようと思う。


まずは、一番奥側の葉っぱの茎から、
そして、葉っぱを刺してから、手前にある花と実の茎を刺していくのが順番だが、
今回は、ついでに、花と実の茎も、同時に刺してしまってから、
葉っぱにとりかかった。

葉っぱは、表と裏が両方見えているデザインにしたので、
奥にある葉の表面部分から刺し始めました。

光は、右上から当たっていると想定

蓮の葉は、青みがかった緑色をしていて、硬そうな感じ


葉脈も、太くしっかりしている

これで、蓮の葉の表側は、終了

葉の真ん中にぽっかり開いている空間には、花びらを刺す予定

次は、葉っぱの裏面を、少し黄色っぽい緑色で刺します。



2013年7月9日火曜日

蓮の花と、実と、カワセミ(1)

2012年の7月の末に、埼玉県行田市まで、蓮の花を見に行った。

NHK の番組で、この年は、例年よりも蓮の花の数も多く、今が見ごろだと紹介されていたのを見て、その次の日曜日に、早朝に現地に到着できるように、早起きして出かけた。

蓮の花は、早朝より咲き始め、昼ごろには閉じてしまうのだそうです。

場所は、行田市小針の、古代蓮の里

行ってみて驚いたのは、蓮の花の種類の多さ 何十種類と咲いている

白、ピンク、黄色、一重、八重、蓮の花も大きいし、葉も大きい

ついつい写真を撮りまくってしまった

その中の1枚を実と共に、刺繍してみようかと、考えた。


ついでと言っては、何ですが、実の上に、憧れのカワセミちゃんにも乗っていただいて、


下書き線を、布の上に、描いてみました。
布は、綿と麻の混紡

蓮の花がきれいに表現できるか、かなり不安ですが、チャレンジしてみましょう