2012年12月10日月曜日

水溶性チャコペンなどの、使用比較

洋裁や、布の小物などを作るときに、線を引いたり、刺繍をするときに、
図案を布に描くとき、しるし付け用具は、いろいろとあるでしょうが、
これひとつで、なんでもOK というものは、なかなか無いものです。

三角形のチャコ、 チャコペンシル、 水性チャコペンカリスマペンなど

三角チャコは、書いているうちに、どんどん厚みを増して、線が太くなってしまうし、裁縫箱の中で、いつの間にか、割れている。

チャコペンシルは、芯が減ってきたら、えんぴつけずりで削るのだが、
削ったところから、すぐ芯が折れてしまって、更に削りなおさなければならないことが、度々あった。 書くときも、力を入れなければ、布に色がつかないこともあるので、力を入れて書くと、芯が折れてしまう。

水性チャコペンには、書いた線が、自然と早めに消えるもの、ゆっくり自然に消えるもの、水をつけなければ自然には消えないものなど、

今回、刺繍をする図案を、布に描くにあたり、新しいしるし付けペンを買って、以前から使っていたものと、比較してみた。

左から、
アドガーチャコエースファインマーカー
(青)細字

アドガーチャコエースⅡ(紫)

カリスマファブリックシャープペンシル
みどり


下の写真は、それぞれのペン先と、書いた線、白綿生地


左のチャコエースファインマーカーは、ペン先が固く、細い線が書ける。
水で消せる、自然には消えないので、長い時間かかるものに、向いている。
しかし、生地の上に、ペン先が触れたままでいると、水性インクが、生地に染み出てしまう。
曲がり角で、インクがにじんでいる。

真ん中、チャコエースⅡ(紫)
1本で細字と太字のペン先が、ついているが、細字のほうは、まったくインクが出てこない。写真は太字のペン先側
自然に消える、水でも消える
ペン先がフェルトなので、インクはスムーズに出て、生地を引っかけることも無い、書き味はいいが、繊細な線を描く刺繍には不向き。洋裁はOK

右、カリスマファブリックシャープペンシル (みどり)
今回、新しく買ったペン
細い線が、スムーズに書ける。
繊細な作業にも向いている。

新開発の水溶性セラミック芯で、脅威の強さを持ち、布目の粗い生地でも、折れにくい0.9mmの太芯


そして、
スプレーで水をかけてみた。
左の2本は、跡形もなく、簡単にスプレーの水で消え去ったが、右の、カリスマは、かすかに緑色が残っている。
でも、糸に隠れてしまうくらいだろう。

ちなみに、右端の白い糸は、60番ミシン糸


それぞれ、いい点、不満点が、あるが、
繊細な細い線が、にじまずに引けて、洋裁でも、刺繍でも使える点から、
カリスマファブリックシャープペンシルが、便利かなぁ、

芯の色は、黒、白、ピンク、黄、青、緑、シルバー の7色
濃い色の生地にも、薄い色の生地にも使えそうな緑を買ったが、他の色の芯も、別売りで買うことが出来るので、試してみたい。

シャープペンシル1本と、替え芯6本のセットで、他のペンより高いけど、替え芯がついているから、長く使えそうだし、お得かな?


小さな商品に、500円を超える送料がかかると、注文するのも、ちゅうちょしてしまうのだ。

カリスマシャープペンを使って、描いた刺繍図案




 





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