宿泊したホテルは、桧原湖のほとりにあった。
まだ日没には時間があったし、夕食までには、おなかをへらしておかなければ、
と思い、散歩に行かないか誘ったところ、賛成してくれたのは2人だった。
桧原湖から、五色沼に通じる遊歩道を、行けるところまで行って、引き返してこようと、3人で出かけた。
残りの人は、ホテルでグダグダ、 またそれも良し。
遊歩道沿いに、いくつもの沼が見える。青い水が夕日を反射して、きれいだった。
小さな川が、勢い激しく水を流していた。
森の中の道を、無口な3人は、ただ、静かに歩いて景色を楽しんでいた。
そこへ、山の斜面から、道に降りてくるものがあった。
ニホンカモシカ だ
天然記念物だ
3人とも、ピタッと動きが止まった。
すぐ、5~6m先に、ニホンカモシカが、姿を現したのだ。
ニホンカモシカも、ピタッと動きを止め、我々の方を見ている。
多分、私は、息も止まっていたと思う。
目と目が合った。 2,3秒だったかも知れない。
ニホンカモシカが、道を横切って、山の中に入っていったのをきっかけに、
私たち3人も、われに帰った。
すぐに、後を追ったが、もうどこにもその姿は見ることは出来なかった。
見ちゃったねぇ すごいの見ちゃったねぇ~
あのときの、感動と、興奮が、今でもありありとよみがえる。
先日、秋の紅葉狩りで、山形からの帰り道に、また福島の五色沼の前を通ったので、
また、ニホンカモシカに、出会えないかしら と、木の葉っぱよりも、地面近くばかりを見ていた。
感動のニホンカモシカを、刺繍できないかしら と、ニホンカモシカをGoogle検索してみたが。
途中で、道に迷ってしまって、
トナカイに、寄り道してしまった。
そんなわけで、トナカイの画像をたくさん、たくさん見て
トナカイの顔って、牛に似てるなぁ。。と思った
描いた下絵は、
いつものように、簡単です。
今回は、首から上だけ。
角と目
角は、枯れ枝のような乾いた感じに
鼻というか、唇というのか
やはり、牛に似てるんじゃない?
そして、出来上がったトナカイは、
needlepainting by Okyo |
needlepainting by Okyo |
You are a great artist.
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