2015年4月10日金曜日

イチゴの刺しゅう(2)

前回のイチゴの刺しゅうは、イチゴの実に使う刺繍糸の色を、テストするためでもあった。

刺繍が終わってから、2日後、3日後に、自分の刺しゅうしたものを見てみると、
刺繍をしている最中よりも、少し醒めた気分で、観察することができる。

前回のイチゴは、実の部分の影の付け方が、少し強かったと思う。
今回は、影の範囲をちょっとだけ少なくしてみよう。

一方、前回のイチゴの葉の、陰影は、物足りない。
今回は、葉っぱの陰影を、強くしてみよう。

これは、イチゴの葉の裏側。

葉脈を、暗い色で刺繍して、
葉の外側から、青白い色で、陰影をつけながら、埋めていきます。

Long and short stitch














イチゴの葉は、三つ葉の形をしている。
次に三つ葉の右側の葉を刺しゅうしようとして、茎の方が向こう側にあることに気づいた。

そこで、茎を先に刺繍することにした。

split stitch

茎の寄り集まる部分に、ピンクを加えました。








花びらが落ちて、受粉したばかりのイチゴの実。

lazy  daisy stitch
















イチゴの葉の、表側は、濃い緑色。

葉脈が、はっきりくぼんでいます。

それを、表現するのは、難しい。
まだまだ、練習が必要です。
















光が右上から射しているように想定したので、手前の葉の先に、濃い緑色で、影をつけたつもりなんですが、わかりにくいかしら?















他のもう1枚の葉の刺しゅうが終わったところです。


次は、この右側の葉っぱの下のイチゴの実から、刺繍していきます。















まずは、イチゴの実の左下のかげの部分から、暗いワインカラーで、刺しゅうし始め、2番目に暗い赤を、その上に重ねました。

葉っぱのすぐ下には、一番暗い色で、葉っぱの影を表現しました。

右側のオレンジ色は、split stitch で、イチゴの実の外側線をはっきりさせるために、刺しゅうしました。









影になる部分から、光の当たる方へ、徐々に、鮮やかな赤、そして、オレンジ色を含んだ赤に、刺繍糸の色を変えながら、刺しゅうしていきます。







つづく・・・・

2 件のコメント:

  1. Thank you for so much detail in your photographs, beautiful work you're my inspirer!

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    1. Hi, LUNA, Your kind comment invigorate me. Thank you so much.

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