我が家のネコの傷も癒えて、自由を制限されていた状態から、
どこへでも出かけられるようになった。
しかし、猫は外へ出かけても、すぐ家に帰ってくるようになった。
時には、後ろをついていかない私を振り返り、
「今回は一緒に行かないの?」と、言っているようにも感じる。
私にとっては、モデルのネコがすぐ傍にいてくれれば、いつでも、毛の流れを確認したり、
刺繍糸の色を、モデルさん自身に合わせられるので、都合がいい。
猫も年を取ってきたので、白髪が増えて、若いころの毛の色とは、
微妙に違いがある。
目の色も、若いころは、きれいな透き通るような緑色だったのに、
最近は、少し白っぽい緑色に変化しているように見える。
我が家のネコの刺しゅう。 今回は、目と、髭を刺しゅうして、終了としよう。。。
左の目の目頭の隅に、
薄いグレーで、数針。
目の緑色の角膜の部分は、
薄い黄色系茶色から、
白っぽい緑、
少し濃いめの緑、
瞼近くの影に、モスグリーン
を、少しずつ様子を見ながら、ステッチ。
右の目。
黒い瞳を刺す部分は、開けておいた。
緑で角膜部分全体を覆ってしまってから、瞳を重ねようとすると、
糸の厚みを、刺しゅう針で刺し通すのに、力が必要になる。
瞳が入りました。
眼球の表面での、光の反射を、
白に近いグレーで、数針。
これで、一気に、イメージが変化してきます。
鼻の両脇の、
髭の生えているところの、毛穴?
黒っぽい斑点が、横に並んでいます。
濃いめのグレーで、点々を並べましたが、もう少し大きな点で刺繍した方が良かったみたい。
真っ白な髭は、
グレーの点々の、所々からだけ、伸ばしてみました。
グレーの毛穴全部から、髭を生やしてしまうと、顔下半分が、髭だらけになってしまいそうだったから。
両目頭の上にも、白い毛を2本づつ
加えまして、・・・
:::終了:::
もう一枚、刺しゅうのフープを、少し傾けて、
ちょっとだけ、困ったような、寂しそうな表情になりますね。
今では、元気に走れるように、回復しました。
良かった、良かった。
2015年7月25日土曜日
2015年7月24日金曜日
我が家のネコの刺しゅう (3)
怪我をしてしまった我が家のネコ
首には、パラボラアンテナのようなプロテクターを付けられ、
家から外に出るときには、どこかに行ってしまわぬように、
紐を付けられ、自由に散歩することや、
体の毛づくろいをする自由も、無かった。
ようやく、傷の抜糸が済んで、
ザックリと切れていた傷口が、くっつきました。
動物病院から家に帰ってきて、パラボラアンテナのようなプロテクターを首から外し、
「さぁ、自由に遊んできてもいいよ。」
と言ったけど、
我が家のネコさんは、そのまま、死んだように眠ってしまいました。
長い間、首のプロテクターを付けられたままで、きっと、よく眠れていなかったのでしょう。私が、時々寝ている様子を見に行っても、気づかずに眠っていました。
まぁ、とにかく、化膿することなく、傷が治ってよかった。
私自身も、猫の外出に付き添うことから解放されて、
ホッとしました。
猫の付添いは終了したけれど、猫の刺しゅうは、まだまだ、終わりません。
前回に引き続き、
頬を、外側から顔中心に向かって、
埋めていきます。
左の写真では、頬の縞模様のほかは、グレー1色のように見えるかもしれませんが、
実際は、グレーの濃淡と、茶色系ベージュの濃淡を取り混ぜながら、刺しゅうしています。
私は、猫の横顔から耳の下までの、短い毛がびっしり密集して生えているあたりを、撫でるのが、
滑らかな感触で、一番好きです。
次は、
猫ちゃんのおでこを、
やはり、外側から、中心に向かって、刺しゅうしていきます。
おでこの縦じまを入れながら、
顔の中心に向かって、
刺しゅうを続けます。
鼻筋は、一番高い所だけ、
白い色を使って、明るい光を、
鼻の左側は、少し陰になるので、
グレーとベージュで、陰影をつけてみました。
次は、猫の目です。
縦長に、幅を変化させる、瞳の部分を、鉛筆で、少しずつ様子を見ながら、布に描き込んでみました。
丸い瞳の方が、猫のかわいさが出るのですが、今回は、怪我をしているときの顔なので、瞳は、楕円形ぐらいにしようかな。
我が家のネコの刺しゅう (1)で、パラボラアンテナのようなプロテクターを付けている猫の顔の写真を見たら、かなり細い瞳になっていたが、あまり細い瞳だと、機嫌の悪そうな顔になってしまうので、
少し、瞳の幅を修正しましょう。
・・・・・・つづく
首には、パラボラアンテナのようなプロテクターを付けられ、
家から外に出るときには、どこかに行ってしまわぬように、
紐を付けられ、自由に散歩することや、
体の毛づくろいをする自由も、無かった。
ようやく、傷の抜糸が済んで、
ザックリと切れていた傷口が、くっつきました。
動物病院から家に帰ってきて、パラボラアンテナのようなプロテクターを首から外し、
「さぁ、自由に遊んできてもいいよ。」
と言ったけど、
我が家のネコさんは、そのまま、死んだように眠ってしまいました。
長い間、首のプロテクターを付けられたままで、きっと、よく眠れていなかったのでしょう。私が、時々寝ている様子を見に行っても、気づかずに眠っていました。
まぁ、とにかく、化膿することなく、傷が治ってよかった。
私自身も、猫の外出に付き添うことから解放されて、
ホッとしました。
猫の付添いは終了したけれど、猫の刺しゅうは、まだまだ、終わりません。
前回に引き続き、
頬を、外側から顔中心に向かって、
埋めていきます。
左の写真では、頬の縞模様のほかは、グレー1色のように見えるかもしれませんが、
実際は、グレーの濃淡と、茶色系ベージュの濃淡を取り混ぜながら、刺しゅうしています。
私は、猫の横顔から耳の下までの、短い毛がびっしり密集して生えているあたりを、撫でるのが、
滑らかな感触で、一番好きです。
次は、
猫ちゃんのおでこを、
やはり、外側から、中心に向かって、刺しゅうしていきます。
おでこの縦じまを入れながら、
顔の中心に向かって、
刺しゅうを続けます。
鼻筋は、一番高い所だけ、
白い色を使って、明るい光を、
鼻の左側は、少し陰になるので、
グレーとベージュで、陰影をつけてみました。
次は、猫の目です。
縦長に、幅を変化させる、瞳の部分を、鉛筆で、少しずつ様子を見ながら、布に描き込んでみました。
丸い瞳の方が、猫のかわいさが出るのですが、今回は、怪我をしているときの顔なので、瞳は、楕円形ぐらいにしようかな。
我が家のネコの刺しゅう (1)で、パラボラアンテナのようなプロテクターを付けている猫の顔の写真を見たら、かなり細い瞳になっていたが、あまり細い瞳だと、機嫌の悪そうな顔になってしまうので、
少し、瞳の幅を修正しましょう。
・・・・・・つづく
2015年7月21日火曜日
我が家の猫の刺しゅう(2)
怪我をしてしまった我が家のネコ
家の近所のお散歩(見回り?)を、好きなだけ行かせるわけにはいかない状態。
パラボラアンテナみたいなプロテクターを、首に巻いているので、
かゆいところを掻くこともできず、体を舐めて毛づくろいすることもできず、
相当ストレスがたまっているようだ。
毛づくろいの時間を、ただ寝ることで、埋めている。
前回に続き、我が家のネコの刺しゅう(ニードルペインティング)
耳が刺しゅうし終えた後は、
鼻の先だけ。
我が家のネコは、鼻の穴の周りに、
黒い色がついている。
鼻の下の、ピンクの肌が透けて見える部分に、小さなステッチで、ピンク色を刺しておく。
鼻の下のふくらみの下の、口元は、
鼻の下との境の、影の部分に、
茶色系を刺し、所々に、肌色のピンクを加える。
鼻の周囲は、このままにして、
次は、顔の下、肩を先に刺しゅう。
右側から光がさしている想定で、
顎下から左側に、影を入れる。
白からベージュ系を使った。
次に、顎の下の部分と、小さな顎。
上の写真と同様に、アゴの左側に影を入れるように、右側は白めに仕上げたつもりなのですが、、全体にグレーに写ってしまっている。
残念。
鼻の周りのふくらみを刺しゅう。
下の方に、グレーやベージュを入れ、
上に行くにしたがって、光を受けて、
白く見えるように、
特に、右側は一段と白い糸を使いました。
その後に、頬の部分を外側から、内側に、
刺しゅうを刺し進めていきます。
我が家のネコの毛色は、グレーと、茶色の混ざったような色に、黒い縞模様。
刺繍糸の、色の選び方がかなり迷った。
目が、縁取りだけだと、かなり、怖い・・・・
つづく・・・
家の近所のお散歩(見回り?)を、好きなだけ行かせるわけにはいかない状態。
パラボラアンテナみたいなプロテクターを、首に巻いているので、
かゆいところを掻くこともできず、体を舐めて毛づくろいすることもできず、
相当ストレスがたまっているようだ。
毛づくろいの時間を、ただ寝ることで、埋めている。
前回に続き、我が家のネコの刺しゅう(ニードルペインティング)
耳が刺しゅうし終えた後は、
鼻の先だけ。
我が家のネコは、鼻の穴の周りに、
黒い色がついている。
鼻の下の、ピンクの肌が透けて見える部分に、小さなステッチで、ピンク色を刺しておく。
鼻の下のふくらみの下の、口元は、
鼻の下との境の、影の部分に、
茶色系を刺し、所々に、肌色のピンクを加える。
鼻の周囲は、このままにして、
次は、顔の下、肩を先に刺しゅう。
右側から光がさしている想定で、
顎下から左側に、影を入れる。
白からベージュ系を使った。
次に、顎の下の部分と、小さな顎。
上の写真と同様に、アゴの左側に影を入れるように、右側は白めに仕上げたつもりなのですが、、全体にグレーに写ってしまっている。
残念。
鼻の周りのふくらみを刺しゅう。
下の方に、グレーやベージュを入れ、
上に行くにしたがって、光を受けて、
白く見えるように、
特に、右側は一段と白い糸を使いました。
その後に、頬の部分を外側から、内側に、
刺しゅうを刺し進めていきます。
我が家のネコの毛色は、グレーと、茶色の混ざったような色に、黒い縞模様。
刺繍糸の、色の選び方がかなり迷った。
目が、縁取りだけだと、かなり、怖い・・・・
つづく・・・
2015年7月17日金曜日
我が家の猫の刺しゅう (1)
7月4日の夕方に、猫がおなかをなめているのを見て、
いつもと違う様子に、気が付きました。
猫のなめていたおなかの部分が、すっかり毛が抜けて、ピンクの肌が見えていました。
あらっ? なんだろう? と、猫に近寄ってみると、
3cmほどの、切り傷が、パックリと口を開けています。
一生懸命舐めていたため、血は付いていませんでしたが、
傷は深く、表皮の下まで見えていました。
泣かずに、必死で傷を治そうと舐めていたなんて、おぉ、かわいそう・・・・
人間が、これくらいの傷を負ったなら、きっと、うめき声では、済まないかも・・・・・
私だったら、涙ボロボロでしょう。
その日は、猫の傷口に、抗生物質の塗り薬(人間用)を塗って、
猫の首には、パラボラアンテナのような形の、プロテクターを付けて、
傷口を舐めないように、保護しました。
翌日、近所の動物病院へ、傷を診察してもらうために、猫を連れて行きました。
私と夫には、傷に薬を塗ることをおとなしくさせてくれていたのに、
動物病院の診察台の上では、猫が興奮して、凶暴化してしてしまって、
治療がしにくい状態になってしまいました。
しかし、この傷では、ほっといて自然にくっつくような傷ではないということ。
そこで、全身麻酔を打って、眠らせた状態で、傷の縫合をするために、
一晩入院することになりました。
あぁ、泣いている猫を、ひとり病院に置いて帰ってくる寂しさよ・・・・・ ・ ・
次の日、動物病院に迎えに行って、
猫のおなかの傷は、
こんな感じで、4針縫われていました。
おぉぉぉ、痛々しい
それから、首のパラボラアンテナは、24時間付けっぱなし、(食事時だけ外して)
家の外に出たがる時には、この紐をつけて、私がついていく
夜中でも、朝3時でも、外に出たがるので、いや~、疲れた~。
そんなこんなで、ずっと、猫に付きっ切りだったので、
猫の刺しゅうを、し始めました。
モデルは、この方。➪➪➪
動物病院の受付の人に、
「16歳にしては、若く見えますね。」
なんて、いわれて、
飼い主を喜ばせた。
が、この顔は、
パラボラアンテナを付けられて、
少しむっとしている。
まずは、
右耳。
薄~い耳たぶから、
光が透けて、
外側は、ピンクベージュ色。
耳の中心あたりは、
光を通さず、影になって
濃い茶色。
耳たぶの内側から、外側に向けて、
白い毛が、密集して生えている。
次は、
左耳。
白い毛で覆われていない
耳の外側から、
Long and short stitchで、
色を変えながら、ステッチ。
両耳
右の耳の方が、きれいに出来た。
白い耳毛の柔らかいカーブが、
むずかしい。
次は、アゴです。
ゴロにゃ~ん
いつもと違う様子に、気が付きました。
猫のなめていたおなかの部分が、すっかり毛が抜けて、ピンクの肌が見えていました。
あらっ? なんだろう? と、猫に近寄ってみると、
3cmほどの、切り傷が、パックリと口を開けています。
一生懸命舐めていたため、血は付いていませんでしたが、
傷は深く、表皮の下まで見えていました。
泣かずに、必死で傷を治そうと舐めていたなんて、おぉ、かわいそう・・・・
人間が、これくらいの傷を負ったなら、きっと、うめき声では、済まないかも・・・・・
私だったら、涙ボロボロでしょう。
その日は、猫の傷口に、抗生物質の塗り薬(人間用)を塗って、
猫の首には、パラボラアンテナのような形の、プロテクターを付けて、
傷口を舐めないように、保護しました。
翌日、近所の動物病院へ、傷を診察してもらうために、猫を連れて行きました。
私と夫には、傷に薬を塗ることをおとなしくさせてくれていたのに、
動物病院の診察台の上では、猫が興奮して、凶暴化してしてしまって、
治療がしにくい状態になってしまいました。
しかし、この傷では、ほっといて自然にくっつくような傷ではないということ。
そこで、全身麻酔を打って、眠らせた状態で、傷の縫合をするために、
一晩入院することになりました。
あぁ、泣いている猫を、ひとり病院に置いて帰ってくる寂しさよ・・・・・ ・ ・
次の日、動物病院に迎えに行って、
猫のおなかの傷は、
こんな感じで、4針縫われていました。
おぉぉぉ、痛々しい
それから、首のパラボラアンテナは、24時間付けっぱなし、(食事時だけ外して)
家の外に出たがる時には、この紐をつけて、私がついていく
夜中でも、朝3時でも、外に出たがるので、いや~、疲れた~。
そんなこんなで、ずっと、猫に付きっ切りだったので、
猫の刺しゅうを、し始めました。
モデルは、この方。➪➪➪
動物病院の受付の人に、
「16歳にしては、若く見えますね。」
なんて、いわれて、
飼い主を喜ばせた。
が、この顔は、
パラボラアンテナを付けられて、
少しむっとしている。
まずは、
右耳。
薄~い耳たぶから、
光が透けて、
外側は、ピンクベージュ色。
耳の中心あたりは、
光を通さず、影になって
濃い茶色。
耳たぶの内側から、外側に向けて、
白い毛が、密集して生えている。
次は、
左耳。
白い毛で覆われていない
耳の外側から、
Long and short stitchで、
色を変えながら、ステッチ。
両耳
右の耳の方が、きれいに出来た。
白い耳毛の柔らかいカーブが、
むずかしい。
次は、アゴです。
ゴロにゃ~ん
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