首には、パラボラアンテナのようなプロテクターを付けられ、
家から外に出るときには、どこかに行ってしまわぬように、
紐を付けられ、自由に散歩することや、
体の毛づくろいをする自由も、無かった。
ようやく、傷の抜糸が済んで、
ザックリと切れていた傷口が、くっつきました。
動物病院から家に帰ってきて、パラボラアンテナのようなプロテクターを首から外し、
「さぁ、自由に遊んできてもいいよ。」
と言ったけど、
我が家のネコさんは、そのまま、死んだように眠ってしまいました。
長い間、首のプロテクターを付けられたままで、きっと、よく眠れていなかったのでしょう。私が、時々寝ている様子を見に行っても、気づかずに眠っていました。
まぁ、とにかく、化膿することなく、傷が治ってよかった。
私自身も、猫の外出に付き添うことから解放されて、
ホッとしました。
猫の付添いは終了したけれど、猫の刺しゅうは、まだまだ、終わりません。
前回に引き続き、
頬を、外側から顔中心に向かって、
埋めていきます。
左の写真では、頬の縞模様のほかは、グレー1色のように見えるかもしれませんが、
実際は、グレーの濃淡と、茶色系ベージュの濃淡を取り混ぜながら、刺しゅうしています。
私は、猫の横顔から耳の下までの、短い毛がびっしり密集して生えているあたりを、撫でるのが、
滑らかな感触で、一番好きです。
次は、
猫ちゃんのおでこを、
やはり、外側から、中心に向かって、刺しゅうしていきます。
おでこの縦じまを入れながら、
顔の中心に向かって、
刺しゅうを続けます。
鼻筋は、一番高い所だけ、
白い色を使って、明るい光を、
鼻の左側は、少し陰になるので、
グレーとベージュで、陰影をつけてみました。
次は、猫の目です。
縦長に、幅を変化させる、瞳の部分を、鉛筆で、少しずつ様子を見ながら、布に描き込んでみました。
丸い瞳の方が、猫のかわいさが出るのですが、今回は、怪我をしているときの顔なので、瞳は、楕円形ぐらいにしようかな。
我が家のネコの刺しゅう (1)で、パラボラアンテナのようなプロテクターを付けている猫の顔の写真を見たら、かなり細い瞳になっていたが、あまり細い瞳だと、機嫌の悪そうな顔になってしまうので、
少し、瞳の幅を修正しましょう。
・・・・・・つづく
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